NRE上野 (ベッドメイキング)のバイトの評判!体験談、口コミ、感想

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その職場の勤務地は、東京駅構内にありました。

 

そう聞くと、「華やかでうらやましい!」と思われるかもしれません。

 

確かに駅構内は、いつも出張や旅行に向かう人でにぎわい、ズラリと並ぶ土産物やさんの呼び込みの活気声と、漂ってくるいいニオイに気分が高揚します。

 

が、私がいたのは駅の地下。

 

暗く、どんよりとした所でした。

 

無数に並ぶベッドの上で、数人が黙々とシーツと布団カバーを交換していました。

 

私の仕事はベッドメイキングと、部屋の掃除。

 

東京駅の地下にホテルがあるの?と疑問に思われる方もいるかもしれません。

 

でもホテルではありません。

 

ここは、東京駅構内で泊まりがけで働く方たちのための、宿泊所です。

 

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宿泊所、と言っても二段ベッドを無造作に並べただけの簡易な所で、迷路のような地下通路にあちこちに部屋があり、私たちはそこを移動しながらベッドメイキングと掃除をするのが役目でした。

 

会社名は「NRE上野」。

 

事務所が上野にありましたが、私たちは東京駅に派遣される、という形で働いていました。

 

こういった仕事は初めてだったので、最初のうちは戸惑いました。

 

しかしながら接客業に疲れ、別の仕事をと探して行き着いて得た仕事だったので、自分なりに頑張るつもりでした。

 

私の他は、40〜70代のおばさんが4人いて、日ごと3人での交代制でした。

 

当時私は20代半ばで、おばさんたちには娘か孫のようにかわいがられました。

 

ちょうど会社発足と同時に一緒に働き始めたメンバーなのでしがらみもなく、(後々におばさんたち同士の関係は複雑化していきますが…)割と楽しくやっていた方だと思います。

 

地下だけあって通路も部屋もホコリっぽく、鉄骨がむき出しになっている部分や建物の構造がはがれている部分も結構あって、当時は「アスベストとか大丈夫かなぁ…」となんとなく不安もありました。

 

ベッドの部屋も、特に車両整備などの男性の部屋はマンガや脱いだままの洋服が無造作に散乱し、汚かったです。

 

こんな衛生的にもいいとは言えない地下に寝泊まりさせられてるんじゃ仕方がないかも、と若干同情もしました。

 

逆に車掌さんやキャビンアテンダントさんが泊まる部屋は別棟でしたが、同じ宿泊室でも全然きれいでした。

 

その分掃除もすごく楽でしたね。

 

ベッドの部屋の掃除の他、シャワー室やトイレの掃除もありましたが、一番嫌だなと感じたのはやはりトイレでした。

 

男子トイレは臭いし、汚いし、誰も入ってこないうちを見計らって掃除し始めるんですが、なんだか落ち着かなくてソワソワしました。

 

それでも駆け込みで飛び込んでくる男性もいたので、急いで手を止めて外に出て、出てくるまで待つという状態でした。

 

シャワーも男性用の方はそうでもないんですが、女性用の方は排水溝に髪の毛がビッシリ落ちてるのを見るとぞわっとしました。

 

だんだんやっているうちに慣れてはきましたが、シャワーやお風呂に関して言えば女性の方がだらしないんだなと実感しました。

 

1年くらい続けて辞めてしまったんですが、今となっては普通では知り得ない世界が地下にあることを知り、貴重な仕事体験になったのでよかったと思っています。

 

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